| 日韓音楽祭2002 林 英哲 meets 金 徳洙 平成14年7月12日(金) 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール中ホール |
和太鼓松村組 CONCERT TOUR 2002 神戸発 平成14年10月14日(月) ふるさと会館いが大ホール |
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| 第一部の一曲目は、昨年末に聴いた「澪の蓮」を再構成したものでした。担ぎ桶が二人減った形で舞われていました。上田くんの身体のキレが素晴らしいと思いました。 二曲目は、「農楽カラク」で金徳洙サムルノリによる演奏でした。半円状に腰を下ろした演奏で、四つの楽器による絶妙な掛け合いが印象的でした。チャンゴの奏法が昨今の担ぎ桶の人気のある奏法の原型だとどこかで聴いたことがありました。私はそれよりも小さな平太鼓を片手で打つ奏者の演奏が、他をリードしながらもノリノリで楽しそうでした。 三曲目は、「一鼓和楽」という曲で、英哲さん・風雲の会と金徳洙サムルノリの競演組曲でした。四つのチャンゴのスピード感溢れる演奏と三基の長胴太鼓の重低音が見事にマッチしていました。 第一部の後に15分の休憩がありました。会場でお会いした知人の方と別の知り合いを探しに行くことに・・・見当たらなかったので私は先にお手洗いを済ませ、もう一人の方が電話で呼び出している時間ぶらぶらと会場を歩いていました。今回2階席だったので歩いたことの無い階段を見つけて奥の扉を開けたら舞台前の席につながっていました。 ネット上では知り合いでも始めてお会いする好青年と太鼓ミュニケーションを・・・ さてさて、そうこうしてる間に開演時間です。「虹の海」という出演者全員の合奏で第二部が幕開けです。なんとも日韓音楽祭にふさわしい合奏で、日本海を挟む両国の代表的な舟唄と海の唄を再構成したものだそうで、楽しい演奏に普段観る英哲氏の舞台をいい意味で裏切っているようでした。 次は「風流“道成寺”」という演目で、仙波清彦らによって日本の能と韓国の舞踊をミックスしたような舞台でした。 三曲目に「汎曲」として、日本の囃子と太鼓が創り出す変化に富んだリズムパターンを韓国の唄とテグム、そして小山貢氏の津軽三味線なども交え見事にコラボレートしていました。 「出会い」と称した演奏では、金さんと英哲さんの出会いから今日までの想いが気持ちの良い即興で表現されていました。 フィナーレソングとして、「A・HE・HO」が全員の合奏と共に・・・A〜〜HE〜〜〜HO〜〜〜と舞台と会場を掛け声で繋いでいました。日韓の友好親善を祈る歌であると同時に地球村に生きる全ての人々への応援歌ともなってほしいとの想いも理解できました。演奏終了後には会場から惜しみない大声援と熱い拍手が鳴り止まぬ様子・・・ そこへ英哲氏の粋な計らいで「舞台に上がっていっしょに盛り上がりましょう」との言葉が。一瞬耳を疑いましたが、私はすぐさま2階最前列の席から後方の出口を目指していました。運良く休憩時間に見付けたBF1への階段も駆け下り舞台に上がりました。 出演者に混じり全然知らない者どおしが、思い思いに身体を動かし踊り回りました。その時の私に羞恥心など微塵もありませんでした。ただただ、偶然にも日韓音楽祭の最終日ということでの恵まれた演出だったのでしょう。金さんと英哲さんにお礼を言い握手していただき舞台を降りました。 コンサート終了後に関係者以外締め出されていたのですが、舞台のスタッフとして頑張っていた友人に挨拶をすることに。会場の女性が関係者と思って「どうぞどうぞ」と促していただきましたが、出演者全員で記念撮影の最中でしたし、場の雰囲気を察して羞恥心たっぷりの私は(*^-^*)軽く右手を上げ会場を後にしました・・・。 もっとズケズケした性格なら良かったのになあ〜と思いながら、未練たっぷりに帰路に着きました。 滋賀県内で素直に国道1号線に出られず、うろちょろと道に迷ったことを付け加えておこう・・・(よほど未練が) |
<一部> 華 蓮 -KAREN- 黎 明 -REIMEI- 大連慕情 -DAIRENBOJYO- 大 連 -DAIREN- <二部> 雪 炎 -SETSUEN- 花明かり -HANA‐AKARI- 夏 の 華 -NATSUNOHANA- 五 色 -GOSHIKI- 神 戸 発 -KOBE‐HATSU- 私にとっては、松村組の5人とお会いするのはほんの1ヶ月ぶり(笑)で、9月の奈良県明日香村で行われた「まほろば天響祭」のゲストコンサート以来でした。 確か、前日の13日に新たなコンサートツアー「星祭」がスタートし、今回の伊賀公演も当初のパンフレットには「星祭」と刷られていたのに、なぜか前ツアータイトルの「神戸発」となっていました。 おなじみ松村組長こと松村公彦さんのMCによると、前ツアーの千秋楽とのことでした。(ドタバタの理由は分からずじまい・・・) ちょうど1月前に聴いていたこともあり、新鮮な感覚は薄かったのですが、いつ聴いても圧倒的な表現力には感動させられます。 和太鼓のみならず、マリンバ、ケーナ、二胡といったメロディー楽器との合奏が、他の太鼓団体とは一線を画した大きな魅力です。 1曲目の「華蓮」を最初に聴いたのは現リーダーから借りたCDでした。それまでの和太鼓アンサンブルでのメロディー楽器といえば篠笛などの管楽器しか聴く機会がありませんでした。そんな私の頭をぶちのめしたのはこの曲でした。「♪タラッタ、タ、タラ。タラッタ、タ、タラ。タラッタ、タ、タラ。タラ(ドンスタンタタン、ドン、バン・・・)」軽快なマリンバの音で始まり和太鼓と融合するオープニングが印象的な「華蓮」は、一生私の耳から離れないと言っても過言では無い名曲です。 渡部勝喜さん作曲の「黎明」。読んで字の如く・・・人類が発祥したと言われるアフリカのサバンナの夜明けをイメージし、遥か遠い昔そこが人間や音楽の源流であり、そこから旅が始まり、台地の力、回帰を表現されてるそうです。和太鼓によるよく似たコンセプトの曲をたくさん知っていますが、その中でもこれほどタイトルと楽曲がベストマッチングしてるものは無いと思います。 二部での最初に演奏された「雪炎」。木村くん作曲の新しい曲だそうですが、風に舞う雪が太陽の光に照らされてキラキラと輝き、まるで炎のように見える情景を大太鼓で見事に表現していました。大太鼓を闇雲に力強く打つのでは無く、時にやさしく、時に静かに、時に情熱的に・・・木村くん最高! 最後は軽快でノリのいい「神戸発」。さらには、アンコールでは「疾風」が飛び出す贅沢なステージでした。 コンサート終了後は、お決まりの楽屋訪問。 親交の厚いリーダーに先導され、遠慮がちにお邪魔させていただきました。 その後、公式のスタッフでは無かったのですが後片付けの様子を見ていたら居ても立ってもいられず自主的にお手伝いさせていただきました。もちろん、細心の注意を払い迷惑にならない程度でしたが。 黒い松村組Tシャツを身に纏っていた私は、誰が見ても公式スタッフでした(爆笑)。 片付け終了後、初恵さんに「出過ぎた真似をしてすみませんでした」とお礼を申し上げて会場を後にしました。 上田秀くんが奈良にも来ていたことを覚えていてくれて、私にはささやかですが嬉しかったです。 松村さん、木村くん、秀くん・・・実に尊敬でき目標とする和太鼓奏者です。 |
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