Every Day 〜日々雑感〜


 2004.5.1          
 早くも3年が経ちますね〜
(平成16年5月1日)

「海響祭スーパーライブ」が行われたGWから丸っと3年ですよ。あの日のような充実したライブは然々実現しないのではないでしょうか・・・

まさに“スーパー”なライブ(夢のような一夜)でした。

とかく関西はプロの太鼓団体が数多く棲息(笑)する地域だと言われていますが、本当にそのとおりだと思います。しかし、それらの団体が一同に会するイベントというのは出来そうで出来ない夢物語だと思っています。

ところが、関西のプロ団体の結びつきは意外と強いものがあるということもちらほらと耳に入って来たりするから面白いところですね。

最近、関東では関西の特色を取り入れたアマチュア団体の勢いが目立ってきたように感じています。しかし、関東の特色を取り入れたという関西のアマチュア団体の話は知らないです。ましてや、これが関東風だという表現も具体的にはイメージ出来なかったりしますね。私の勉強不足ですが。

意外と創作太鼓団体の音楽表現の分野では、関西の方が少し前を走っていたりするのかな?関東での受けも抜群によろしい様ですから・・・

そんな多くの団体を観ていて“やはり”と言うか・・・個人的な見解ですが、なぜか「JDO一路」の影がちらつくんですよ。勿論、良い意味で。


 2004.5.2
 GWもまもなく折り返し!?
(平成16年5月2日)

創作太鼓が主流の昨今、全国的にも太鼓の講習会が盛んになっております。私も去る2月に和太鼓松村組の講習会を受講した話をしました。

その時、大太鼓、中太鼓、締め太鼓の3つのコースがあって、初心者に限っては中太鼓を勧めていました。これは至極当然のことだと思います。

私がかつて大人クラスの演目で悩んだのですが、中太鼓に人が集中する曲がありました。少なくともこの曲では経験の浅い人に中太鼓を優先させ、比較的古株のメンバーは締め太鼓や大太鼓パートを覚え、本番は本番として練習ではどんどんチャレンジしてもらいたいと思っているのです。

好きで関わる太鼓ですから、ひとつの太鼓で満足せずいろんな太鼓を覚えたいという良い意味でのスケベ心が欲しいよね。適材適所も状況次第。

それはそうと、新年度に入り新たなクラス担当者で行う大人クラスの練習に一度も参加出来ずにいる私なのです。何度か自己都合で休ませてもらった時が、たまたま大人クラスの練習日と重なっただけなのですが・・・

そんなこんなでGW明けの日曜日は大人クラスの練習日です。どんな雰囲気で練習がスタートしているのか楽しみです。大人クラスでは大太鼓や締め太鼓を担当することがほとんどで中太鼓から遠ざかっていますが、是非とも初心に返って中太鼓の争奪戦に加わってやろうかと目論んでいます。


 2004.5.3
 GWの中日、調子は今一・・・
(平成16年5月3日)

喉がイガイガして少し熱を出してしまいました。生姜湯を飲んでカレーうどんを作って食べては身体を温かくして休んでおりました。

明日は仕事をしたいので早く本調子に戻したいところですが。6(-_・;)

ちょっと太鼓太鼓した時間の使い方を自粛しようかと考えています。何て書いてみたところで無駄なことかも知れませんがね〜(^凹^)ガハハ

今朝はこれまでいろいろとメモに残していたことを太鼓ノートに書き写していました。オフシーズンに受講した太鼓講習などで気づいた点を書き出していたのです。少なからず地元では指導者の立場にも身を置いていますが、人に教えるというのはなかなか難しく日頃から悩んでいる分野です。

何ていうか場数を踏まないと指導者として一人前にはなれないのでしょうが、うちらの指導者レベルのメンバーの考え方も微妙に違うように思います。団体に伝わる曲の指導とは別に、何ていうか・・・カッコイイと思う叩き方が違うのか、あの人は子供に対してこう教えてるけど俺はそう思わないな〜とかね。もちろん、大筋では共通の基本レベルの話ですが。

他所で教わった時、共通して講師に感じるのは、受講生が関わる地域の太鼓は尊重しながらも有効な叩き方や身体の使い方を教えていただきます。

その様なことを教わりながら、自分が教える側に立った時のことも思い浮かべながら頭の中ではシミュレーションしてるのかも知れません。

どこまでの基本指導は個性を出すべきじゃないとか、ここからは指導者に応じて微妙に個性が出ても構わないだろうとか自分なりに考えています。


 2004.5.4
 久しぶりのビデオ鑑賞
(平成16年5月4日)

昨夜、ひょんなことがきっかけとなり、1996年に行われた演奏会の映像を眺めていました。この演奏会は、ニューヨークカーネギーホールでの出演を記念して催された帰国演奏会だと聞いていました。

ここ近年、県内外においては自分達の意識とは裏腹に高く評価されていると聞こえてきますが、映像の中に映る諸先輩の功績に裏付けられている部分が多いのではないでしょうか。残念ながら、私自身そこに出てくる先輩方のおよそ半分くらいは面識がありません。

中でも感動したのが、映像が始まり初っ端の「藤堂百人太鼓」という大人数で演奏することを想定した組曲です。今でこそ100人規模の大演奏は珍しくありませんが、私達にも素晴らしい曲があるのだと実感しました。

それに、オーケストラと和太鼓のコラボレーション組曲「安濃津譚抄」にも驚かされました。現在となってはこれらを演奏する機会はほとんど作り出せないのかも知れないと思いながらも一度は経験したい大曲なのです。

それと、先日の出演で合格点をもらえなかった「競手」という曲の原曲も聞けました。こちらは演奏会用なのかコミカルな演出も多彩で、バチで締め太鼓を叩いてたかと思うと手で叩き始めたり、5人の奏者が文字通り互いに競い合う姿が滑稽に演出されてて抜群に面白かったです。

だいたい出演依頼をいただくと演奏時間は20〜30分くらいとなっています。それに応じるようにか短縮変化させた曲もあると聞いています。

まだまだ知らない曲はたくさん眠っているのでしょうが、これらも時代の変化と共に様変わりして演奏されなくなったのは仕方ないのでしょうか。

 2004.5.5
 完成した馬之介の桶胴
(平成16年5月5日)

厳密には「完成した」と言うにはまだまだ気が早いのですが、取り合えず胴体の部分が組み上がったということです。めでたしめでたし!(*^-^*)

こちらの要望は必要最小限のことを指示させてもらいましたが、後は部材の扱いに慣れた職人さんの経験とセンスにお任せしていました。出来上がりの寸法にはそれなりに誤差はありましたが、見事な仕上がりです。

実は、問題はこれからなのです。4本の組み輪仕様の箍に拘っているのは前からご存知のとおり、下手は下手なりにでも当然胴に着色を施します。

1月には近所の伝統工芸の伊勢春慶に使われた漆に惹かれていましたが、手間隙と経費の問題から一般的な黒い合成漆での着色になりそうです。

これから梅雨時を向かえますから、それまでに塗布作業は終わらせた方がいいのでしょうが、意外と湿気を吸収させた方が桶には良いのではないかと思ったりもしています。これからまた各方面の先輩方に相談します。

        よっしゃ〜!

 ついに完成しました。

 でも着色はこれから(´ヘ`;)

 2004.5.6
 太鼓練習を終えて
(平成16年5月6日)

GWの後半に崩れた体調がようやく元に戻ってきた様です。

可笑しなものですが、今日の木曜定期練習は休んだ方が無難だとさえ思えていた程の体調が、太鼓を叩いて帰って来たら元気になっていました。

今日の内容は、次の出演に備えた曲練習に終始いたしました。県の文化会館中ホールという久しぶりの大きな空間にフルメンバーバージョンで臨むことになりそうです。少数での出演がこなれて来たところでしたから、同じ曲でも演出効果を上げる若干の手直しが要求されています。

それはそうと、昨年秋にお目見えした新しい曲もやはり演奏予定でポジションまでは予想していなかったのですが、私は櫓の大太鼓のポジションに決まりそうな感じです。ここは組太鼓によるソロ回しの後にバトンを受け取る形でXプレイのソロを仰せつかります。曲の雰囲気を台無しにしかねないので気合いを入れて務めようと思っています。

そのポジションを与えられたプレッシャーからでしょう、ひとっ風呂浴びてからも「ああでもない」「こうでもない」と缶ビールを流し込みながらソロのパターンを纏めてみました。変わったことをしようとしても身体が反応しなのは百も承知。今日のぶっつけ練習で出てきたフレーズや今までに使い慣れたフレーズを中心に書き出してみたのです。

それでも、フィニッシュへの持って行き方が大雑把に2パターンあり、先輩から要求されている形に持っていくには後半以降のフレーズから触らなければ上手く繋がらないような気がして纏め上げるのに苦労しました。

取り合えず次の練習で試せる最終段階のサンプルは完成させましたので、最後の最後の調整はメンバーの意見をもらいながら進めたいと思います。


 2004.5.7
 投げられたボールの返し方
(平成16年5月7日)

最近の練習の醍醐味として、突然要求されることに対して如何に瞬時に対応出来るかを楽しんでます。当然、その瞬間というのは内心慌てふためき「どうしよう」と頭の中はフル回転状態なのですが、そこそこ上手く出来ることもなかなか要求どおり出来ないことも含めて楽しい時間なのです。

試したいイメージを具体的に伝えようとするメンバーが居て、それを理解した上で別のアイデアを試そうとするメンバーが居て、さらに、それらを別の角度で冷静に意見するメンバーが居て、口を出す勇気のあるもの皆が参加者となるのです。黙って静観してる様では乗り遅れます!(´ヘ`;)

本番を前に練習中はたくさん失敗例を経験した方がいいと考えます。演目や演出が固定されてくると、どこかに気の緩みが生じて本番の予期せぬところで失敗が顔を出し、そのことへの対処が遅れそうで恐いからです。

それと、単純にポジションの入れ替えや演出の手直しというのは、マンネリ化を防ぐ意味でも有効に作用するのかも知れないと考えられます。

前にも触れましたが、楽譜在りきの練習の後遺症としてその場の雰囲気や瞬間を捉えきれず考えようとする力が伸びない演奏者になりそうです。平たく言えば、アドリブの利かない応用力の乏しさが目立つような・・・

もちろん、勝手な憶測に過ぎませんし例外もあるでしょうが、私は曲を作った人にもどんどん積極的な意見がぶつけられる演奏者になりたいです。

そのようなお手本とすべき先輩がゴロゴロと多いのもまた事実。(^^ゞ


 2004.5.8
 ソロ楽譜の手直し
(平成16年5月8日)

「楽譜」と書いちゃうと、どんな凄いものなのかと勘違いされなければいいのですが、広告の裏にマジックで走り書きしたものです。(^^ゞ

その書いたものを暗譜しては膝を叩いて確認するのですが、その繰り返し作業の中でしっくりこない表現や別のアイデアとか出て来ますから書き足したり消してみたり・・・思い切って書き直すことにしました。

それと、最初に書いた楽譜の全体の長さが気になっていたのです。

「Xプレイだから何小節でもご自由にどうぞ」と仮に言われて、果たしてどこまでの長さで纏めるべきか?全体のバランスも考えなければ・・・

大太鼓の直前に演奏される組太鼓ソロの出方も解りませんが、取り合えず4〜6小節をばっさり省くことにしました。それでもまだ長いような気はしていますが、大太鼓の独奏では短くするにも限界がありそうです。

参考までに秋の初演の演奏映像と比べたところ、その時の時間配分と同じくらいに納まっていましたので皆にも了解してもらえるでしょう。

そんなわけで、再び広告の裏が白いものを探しては書き直しが完了。でもね〜直ぐにまた別のアイデアが出たりして譜面は真っ黒に!?(´ヘ`;)

それでいいのです!1回こっきりの演奏ですから終わったら忘れても構わないし、フィーリングの確認の意味で今回書き出してるだけですから。


 2004.5.9
 久しぶりに飲みましたね〜
(平成16年5月9日)

練習から帰り自宅で飲むと言う安心感でしょうか、少なくとも缶ビールを5本は飲んじゃいました。350ml×5=1750mlか〜(^^ゞ

よし!無期限の禁酒に入りたいと思います。(本当か?)

「無期限」と言うのは期限を設けないことですから、1週間かも知れないし、3日かも知れないし、はたまま数時間のことかも。\(~_~;)

それはそうと、F1のスペインGP観ましたか?前日の予選ではBARホンダの佐藤琢磨が3位に入り、決勝グリッド日本人最高位の快挙に大興奮で、またまた缶ビールに手が伸びました。表彰台も狙える好位置でした。

しかし、結果は残念ながら5位でのフィニッシュでした。優勝したフェラーリは強すぎって感じで、マシンだけじゃなくタイヤの性能でもブリジストンがミシュランよりも良いパフォーマンス出してますしね。さらには、ピットクルーの仕事やチームの戦略も素晴らしいものがありました。

ひとつのことを達成させるには、表舞台に出る人や縁の下で頑張る人などそこに関わる人すべての努力の結晶なんですよね。

そのフェラーリの総合力にBARホンダもガチンコで挑んでもらって、そう遠くない未来に強いホンダの復活を期待したいと思います。

最近、トヨタも頑張ってるけどもうひとつですね。ヽ(´o`;)ノ


 2004.5.10
 新年度の空気が読めない私。6(-_・;)
(平成16年5月10日)

この前の日曜日は、新らしいクラス担当者の指導の雰囲気が解らぬまま練習に初参加となった私ですが、何と担当者は再びお休みだったのです。

新年度になり入会された方もチラホラと、兄貴チームからの参加者も定着しだしたようですが、どんな風に練習が進められているのか見当が付きませんでした。現担当者の色付けの流れが大まかにでも理解したかったのですが、それはまた次回に持ち越しとなってしまいました。

練習の指揮官が不在となったその船は、フワフワと波間に漂う様に不安定な動きにも見えましたが、その舵を取れない私もまた中途半端でした。

大人クラスの前に子供クラスが2クラス練習したのですが、それを仕切る担当者は去年もそうだったのですが、演奏から遠ざかっている古い曲を見つけては上手く練習に取り入れていました。子供たちも新しいリズムへの対応に悩みながらも楽しそうでした。何よりも担当者の責任感の表れかアイデアと情熱が垣間見れたような気がします。

これまでの大人クラス担当者も時々面白い基礎練習を指導してくれましたが、子供にしろ大人にしろ最初に食い付かせる(興味を持たせる)ことが重要なのでしょうね。こんな先輩方の行動力は大変勉強になります。


 2004.5.11
 桶胴太鼓の締め方
(平成16年5月11日)

ロープでテンションを掛けるタイプの太鼓は、時々音の低さや打撃に対する打面からの反応に柔らかさを感じたら締め直しが必要だと思ってます。

うちの団体所有の英哲桶も反応の悪さが気になっていました。尺6が2基と尺8が2基あってすべて締めたかったのですが時間もなく、特に反応の鈍い尺8を2基締めることしか出来ませんでした。次の練習の前か遅くても練習終わりには尺6の方を締めなければと焦っています。

まもなく出演が予定されています。その中では担ぎ桶も登場する曲があるのですが、練習中のボヨンボヨンした担ぎ桶の音がどうも気になって仕方がなかったのです。普段からほとんどが伏せ打ちで使用する桶胴ですから厚めの牛皮です。それでも出来るだけパンパン鳴っていて欲しいのです。

日常的に締め太鼓の締め直し時期は誰が判断するのか今一あやふやなのですが、今回勝手な行動に出てしまったかなと気にはしています。4基とも一度に作業出来ればそれほどでもなかったのでしょうけど・・・6(-_・;)

皆平均的に締め太鼓を締める作業(3丁掛けは特に例外ですが)は敬遠してるようです。でも、桶胴の調べは元々がメンテナンスし易い締め方ですから皆が出来るようにして気づいた人間が締めればいいと思うのです。

使う頻度の高い人は特に普段から気に掛けてあげると太鼓も喜ぶのでは?そうすると、いざと言う時良い音で鳴ってくれるのでは?(^^ゞ


 2004.5.12
 同期の桜
(平成16年5月12日)

私にはよく似た時期から今の太鼓団体に関わるメンバーが居ます。何ていうか、比較的同じ立場と同じ視点で物事を考えているように思いました。しかし、考え方にはお互いの個性がかなり出ますから、時には意見の衝突も珍しくありません。反りが合うのか合わないのか不思議な間柄です。

先日、むかしの演奏会のビデオを観たことを少し書きましたが、ふと、あのビデオの中に登場していた半分くらいの成人と思われる若者は今はどうしてるのか気になりました。女性は結婚や出産などで太鼓どころでなくなったのでしょうが、男性も就職などで社会人としての制約が生じ好きなんだけど続けられなくなったのでしょうか・・・

「第何期生」なんて言い方は、いつの間にやら誰もしなくなったそうですが、幼少の頃から太鼓に関わってる現先輩メンバーの中でも同期で残ってる人は限りなく少なく、一人居るか居ないかだそうです。

今、成長著しい中高生メンバーの層は厚いのですが、進学や就職などを控えどうなっていくのか未知数です。また、層は厚いと言ったところで技術等を単純に全国レベルと比較するとかなり下回っていると思えるのです。

これからより太鼓にのめり込む中で、悩んだり挫けそうになるでしょうが周りの仲間を気遣い互いに助け合う心も成長して行ってもらいたいです。


 2004.5.13
 担ぎ桶のバチを考える
(平成16年5月13日)

今回の話のネタに、内藤氏(@)とヒダノ氏(A)と林田氏(B)が市販されているバチを比べてみたいと思います。

@太さ:20mm 長さ:360mm 材質:朴 形状:ストレート。
A太さ:21mm 長さ:370mm 材質:朴 形状:ストレート。
B太さ:20mm 長さ:390mm 材質:朴 形状:ストレート。

(若干サイズに変更があるかも知れませんがあくまで参考データです)

なかなか、こうしてあらためて書き出し比べて見ると皆さんの拘りが伺えます。ちなみに先月私が成田直前にひーこら言いながら作ったのは・・・

材質は朴で、太さ21mm〜19mmのテーパー形状、長さ365mmだったのです。これまた似て非なる拘ったサイズだと思いませんか?(笑)

以前は、牛皮の担ぎ桶(愛称:向日葵)を叩く時はテーパー形状のバチに拘ったのですが、最近ストレート形状の方が手に馴染んで来たところです。

前から話してるとおり、厚い牛皮の桶胴太鼓を担いで使用する時とは条件が異なりますから、くれぐれも担ぎ桶用の桶胴太鼓を演奏する場合に限ったスタンダードなスペックと認識してもらえれば有り難いのですが。

ちなみに、馬皮も当然ものによって厚い薄いがあると思いますので、人それぞれの判断で狙う音質の好みも分かれることでしょう。


 2004.5.14
 担ぎ桶のバチを語る?
(平成16年5月14日)

昨日からのつづきで、もう少し話を引っ張っちゃいましょう。(^^ゞ

ストレート形状に好みが変わってきたというのに、なぜにテーパー形状をせっせと準備しては成田に臨んだのか?今だから明かそうではないか!

何て、大袈裟に引っ張るネタでもないのですが、私は通常担ぎ桶は4本締めで締めております。長丁場の成田に備え軽めのバチを選択した話は記憶に新しいかと思います。それとは別に予備専用のバチを準備したのです。

その予備バチを固定するのに私は調べに2箇所、つまりはバチの両端から若干入った2点をゴム紐で括り付けていたのです。胴に対して少し斜めに横切る縦締めの調べですから握り側の太い方を上に向けてセットする狙いがありました。ストレート形状だと長丁場の中で滑り落ちるからです。

この狙いは功を奏してバッチリでした。バチを折ることも無かったのですが、一度だけ演奏中に手から滑り落ちたことがありました。でも、間髪を入れず予備バチを抜き取ることができ演奏に全く支障は出ませんでした。

オーソドックスな2本締めの場合は、縦締めの調べが胴と平行になりますから、同じ方法でストレート形状のバチでも問題は出ないと思います。

縦の調べに斜めの部分が現れる3、4本締めと2本締めの違いに注目し、ほんの少し予備バチに拘ってみたという経験談を交えたうん蓄でした。


 2004.5.15
 増殖をつづけるバチ
(平成16年5月15日)

相変わらず定期的にバチの製作をお願いしていました。およそ3ヶ月の間に材質、寸法、重量に至るまで自分の試したいことは試せたと思います。

延べでだいたい20セットくらい作ってもらったでしょうか、その甲斐あって自分なりに立てた仮説や予想を裏付けるデータも取れましたし、特に重量に関しても満足のいく範囲で実現することが出来たように思います。

思い起こせば、時には完成したばかりのバチが練習の度にバッキバキ折れたこともあり内心はかなり泣かされました。でも、その都度材質や形状の見直しを図り思いつく範囲での最良の形を導くことが出来ました。

何より私からの細かな注文をたくさん聞いては、次々にイメージ通りのバチを作っていただいた職人さんに感謝したいです。きっとバチだけじゃ無く良い人間関係も築き上げることが出来たのではと私は実感しています。

いよいよバチごとの最終スペックも決定してきました。当面はその完成した最終モデルを練習や本番でガンガンに使って行こうと思います。

私のことですからまたいろんなアイデアが出てくることでしょう。その時は迷わずまた職人さんにラブコールをさせてもらいたいと思います。

      
またまた完成したバチ

@担ぎ桶用

A組太鼓用

 2004.5.16
 ちょっと皆、整列!
(平成16年5月16日)

増殖を続けてきたバチですが、最近のうちらの演目や練習に使うものを整理していたらおおむね下の組み合わせに落ち着きました。(今のところ)

一丁締め(並附け)や担ぎ桶用のバチは使用頻度が限りなく少ないので1セットで充分ですが、組太鼓を想定して三丁締めから伏せ打ちの桶に対応するバチには一番拘っています。(練習する機会が極端に少なくとも)

残りは、大太鼓から中太鼓まで長年愛用してきた組み合わせですから予備を含めて3本ずつは確保するように心がけています。

やれやれ、これでバチのコレクション?(笑)は一段落つきそうです。

少し前に掲示板に情報を寄せていただいたバチバッグ(バチケース)の件ですが、今度松任の方を向いた際には是非買って来ようと思います。もちろん、「今度ついでがあるから買って来てあげるよ」などの好意には遠慮しませんので、ご予定がある方はお知らせいただけると助かります。

さ〜てと、後は腕を磨くことに専念しましょうかね?(´ヘ`;)

      

最近のバチバッグの中身(^^ゞ

大太鼓から中太鼓、締め太鼓、伏せ桶に担ぎ桶用と合計20本とチャッパを押し込めています。

 2004.5.17
 変化を楽しめる曲
(平成16年5月17日)

日曜日に日本舞踊の発表会が県総合文化センターにて開催されました。

私達は友情出演として、長唄、大和楽、清元、和泉流狂言のプログラムの中に2ステージのお時間をいただき演奏させていただきました。

持ち時間としては1ステージ10分間の枠でしたから、大まかにはそれぞれ1曲を準備していました。前半は、昨年秋に初演した新しい曲の別バージョンを演奏し、後半には私達の十八番的な曲を披露し大好評でした。

特に後半の曲は、アレンジの完成度の高さか、慣れ親しんだ場数の多さから余裕ある皆の気持ちの為せる技か、すぐさまビデオ映像をチェックすることが出来確認しましたが、観衆の視点でも充分に楽しめる演奏でした。

前半の曲に話は戻って、今回のアレンジを含め3通りの表現が今まで試されています。裏を返せば曲の完成形をまだまだ模索していると言えなくも無いのですが、私はポジティブに場面場面で使い分けられる今までに無かった雰囲気の曲だと感じています。それは、ずいぶん前にも書いた記憶があるのですが「鼓童」のアルバムでも様々に変化したアレンジを楽しめるレナード衛藤氏作曲の「彩」に似たタイプの曲だと思えるのです。

演奏終了後に作調した先輩との雑談の中で、「次は担ぎ桶のパートに挑戦してみる?」と言われました。いつでもどこのポジションでも引き受ける覚悟はありますので、また演奏の機会があれば是非挑戦したいですね。

他のメンバーはこの曲にどのような感想を持っているのでしょうかね?


 2004.5.18
 14年前に誕生した名曲
(平成16年5月18日)

雑感で話題にしたもので、私自身古いCDを探し出しては久しぶりに耳を傾けてみました。そう鼓童のアルバムに収められています「彩」の話。

創作系の太鼓に親しむ方の中にはバイブルの様に受け継がれているとも聞きますが、何年経っても色褪せない文字通りの「彩」に敬意を表します。

世界中で人気を博してる鼓童ですが、映像作品は少なくこの曲が収められている映像は大変素晴らしく根強い人気を維持しているのも頷けます。

ただ・・・少し個人的に残念なのは、人気に比例して全国各地でコピーするグループの勢いも凄まじかった様です。ここ近年は著作権への考え方も広く知れ渡った為かその噂はトンと聞かなくなりましたが・・・

5年ほど前に私は作曲者のレナード衛藤氏と直接やり取りをさせていただいたことがありました。その中で私は全国的なコピー現象を嘆き意見を求めたのです。当然作曲者への最善の配慮が前提にありますが、当時は「僕の曲で皆が生かされるのであれば大いに演奏してもらって構わない」とのお言葉を頂戴したことを鮮明に覚えています。

だからと言って、この言葉をどう受け止めるかは人それぞれ・・・

大好きな曲からコンセプトを学びいつか自分たちの表現に活かしたいと思うのか、手っ取り早くほとんどまんまを演奏するのか考え方は千差万別。


 2004.5.19
 本気と書いてマジと読む
(平成16年5月19日)

「和太鼓の世界ではプロとアマチュアの境は非常に曖昧なものだ」といろんな方から話を聞きますし、何となしに実感することも多々あります。

私は常日頃からプロに負けないアマチュアというか、見劣りしない様な気持ちで太鼓には向き合いたいと思っています。これは、練習中に出来ないことを「アマチュアだから・・・」と言い訳にしたくないからです。

同じような気持ちのメンバーは多いとは思うのですが、その足並みは完璧には揃わないのが実状です。残念ながらこれが現実なのでしょう・・・

その理想と現実の狭間で指揮官は歯痒さを感じる部分もあると思います。

「太鼓に対する温度差」って会話の中で便利な言葉なのですが、目に見えて熱く行動出来る人もいれば、何事に対しても沈着冷静な人もいるでしょうし、一見目立たなくても欠点克服に自主的に努力してる人、行動には出ないけど気持ちでは全然負けていない人など様々なんですよね〜本当は。

外部からの評価としてアマチュアに近そうな方でも、プロと称することにより一切の甘えを排除しその道で生きる覚悟をした人なのだと思います。

とかく関西はプロ奏者やプロ団体の宝庫だと言われていますが、それに比例するようにアマチュア団体にも凄いところが多いと思っています。

その巨大なピラミッドの底辺に私も立っているのでしょうか・・・


 2004.5.20
 企業戦略を感じ取る
(平成16年5月20日)

先週末に発売されたホンダの本格的8人乗りの新型車“エリシオン”。

「何か睡眠薬みたいな名前だ」と悪友の一人は笑わかせてくれました。

以前、この場でも様々な車の話題を書いてきましたが私をその気にさせる車が無く(財布の中身も乏しく)、御託を並べるのが関の山。(´ヘ`;)

最近のホンダはミニバンで“低床プラットフォーム”を前面に押し出して来ています。これは、オデッセイで見事に実証されなおかつ、今回の新型車にも応用されているとのことで、車内空間の拡大に貢献した技術です。

アルファードやエルグランドに真っ向から勝負する車とのふれこみは些か疑問に感じますが、良い車だと思います。値段も驚きですが。(;^_^A

私はここのところ発売したホンダ車の動向から、狙い目は時期ステップワゴンではないかと思い始めています。恐らく、低床プラットフォームの技術は活かされ現行オデッセイを少し高くした程度の車高で室内空間を充分確保し、念願の両側スライドドアになって生まれ変わるのではと容易に想像出来るからです。エンジンに関しては、ストリームのアブソルートに搭載された2リットルの直噴エンジンに熟成を重ねることも考えられます。

それに、何よりエリシオンよりは遥かに下回る価格帯を実現してくれると信じています。そうするとようやく現実味を帯びてくるというものです。

えっ!何がって?

いよいよ私が買うかどうかってことです。(キッパリ)

誰?そこで「ハイハイまたかよ」って言ったのは!( ̄□ ̄;)

   

何か大人しい雰囲気のスタイルだね〜
ホンダらしいと言えばそうなんでしょうが、

他社に対抗する“厳つさ”が欲しかった。

でも、太鼓積むには良いかも。(^m^)

 2004.5.21
 定期発表会(平成16年5月21日)

太鼓を演奏するグループと一口に言ってみても、その活動理念やら誕生の背景というのは地域で違うでしょうし、その後の環境でも変化するかな?

私が以前から注目してるところは、“指導者”と“生徒”という位置付けを上手く確立させているのでしょうかね〜その生徒に対する指導形態と日頃の成果を披露する場の提供が素晴らしく充実しているのです。

地域の太鼓団体として、若き伝統芸能に発展しつつある私達とは似て非なる部分もおおいにありますが、参考にしたいことも時々発見するのです。

その中で、定期的に自主公演される発表会(コンサート)というのは非常に良いと思います。少なくとも年に一度は開催する生徒の為の祭典!?

今、子供クラスや大人クラスが日頃の練習成果を発表する場としては、年に数回のお祭りの時くらいだと思うのです。そのお祭りの場でさえ、ここ近年は他のものに押され気味に感じているのは私だけでしょうか・・・

不定期に開催するものでさえ実現の為には多大な人力と準備期間が必要なのは身を持って理解はしているのですが、規模や演出に拘らなければこじんまりした発表会的な催しは不可能なことではないと思いたいのです。

相変わらずの勝手な理想論ですけど。お祭りなら天候に左右もされるでしょうが、ホール開催ならその心配はありませんし、お祭り以外にも演奏の場が増えて「お祭りは他の行事と重なり欠席だけど発表会は頑張ろう」とか励みにしてもらえれば良いと思うのですがね〜。

「太鼓団体と太鼓教室とは違うんだ」と言ってみても、指導されることを前提に太鼓を楽しもうとする姿勢に大した差は無いと最近は思うのです。


 2004.5.22
 日曜練習のリベンジ構想
(平成16年5月22日)

最近、執筆意欲に勢いが付いてしまいトップ頁がどんどん前のめりに進んでいます。でも、そもそもが日記ではありませんし日付に影響が出ない話題がほとんどですから、しばらく自然の流れに逆らわずに書き綴りたいと思います。そのうち貯金を精算する日が来ることでしょう・・・(^^ゞ

前回の日曜練習の不甲斐無さに思い付いたことがあるのです。それは、クラスの担当者とは別に指導クラスの人間の持ち回りでもいいし、特定の係りを選抜してもいいと思うのですが、10分〜15分程度の短い時間で構わないので、毎回テーマを探して興味を引く面白い練習をさせるのです。

クラス担当者の構想が何も掴めないのでいつもの勝手な意見なのですが、子供クラスの指導と比べると非常に大人クラスはほったらかしに近い状態なのです。もちろん、その狙いも充分に理解はしてはいるのですが、新しい初心者の方もいらっしゃいますので、それこそバチの握り方や腕の上げ下ろしなど第一回目のテーマには持って来いだと思うのですがね〜。

「今更そんなことを・・・」という様な解り切ったことで構いません。上級者の中でも伝え方には個人差が出ますし時には意見も分かれるでしょうが、そのプチ練習タイムは基本的に係りの人の遣りたい様に行うのです。

大きな練習の流れというのはどこも大差ないと思います。基本練習から曲の指導に、曲の通し練習という様に至るのでは無いでしょうか。クラス担当者(指導責任者)が、その場その場の雰囲気を読み取り瞬時に練習メニューをアレンジ出来れば何も問題は無いのでしょうが、担当者が不在の時の他の指導メンバーの協力体制があやふやだったりする気がするのです。


 2004.5.23
 新曲構想?
(平成16年5月23日)

すぐに“新曲”何て言い方をするほど完璧なものは作れませんが、最近6寸のチャッパを手に入れた先輩が「舞台の転間時にも使えるようなチャッパの登場する曲が作りたい」と言っていました。チャッパ好きな私(技術は伴いませんが)としても大賛成の構想だと思いました。

うちらの演奏というのは、全般的には“打ち込み系”の太鼓だと言えそうで、軽い雰囲気というかゆるゆると上手く力の抜けた演奏曲というのが意外と苦手な分野ではないかと、何となくですが以前から感じていました。

締め太鼓に桶胴太鼓、それにチャッパと2〜3人の演奏をイメージしましたが、具体的に作り上げることが出来るでしょうか?先輩は先輩なりに考えてくるでしょうが、私は私なりにちょっと考えてみようかと・・・

幸い出来損ないですが、桶胴太鼓で叩くことを想定して考えたフレーズがあるので、先ずはこれを元に少し構想を膨らませてみるのも面白いかな。

今、私達は個人的にチャッパやチャンチキを購入するメンバーが増えています。その辺りの現状も相談したら特別に予算を組んでもらって、チャッパなどの特殊な道具も皆に扱い方を周知させれば、会として追加購入してもいいんじゃないかとのことでした。どうしても個人所有の道具を借りるのは気が引けるし、買うったってそんなに安い買い物じゃないからね〜。

あっ。でも、やっぱメンバーの多くは鳴り物より太鼓が叩きたいのかな?


 2004.5.24
 他人に対する心遣い
(平成16年5月24日)

インターネットの世界というのは、本当に細心の注意が必要な場所だと考えています。これまでにも良いことも悪いことも身を持って経験して実感した私ですが、同じ様に実感している方も意外と多いと思っています。

それを踏まえて。顔が見えない文字の世界の交流と言えども、やはり第一声は「初めまして。何処そこの誰それという者ですが・・・」という言葉での始まりは、最低限のマナーであり必要不可欠な挨拶だと思います。

まあまあそれはそれとして、間接的にも直接的にもこんなマニアックな私のHPを訪問していただける人の多さに私自身が驚いています。

話は変わって、先日の日曜練習で大人クラス担当の先輩のピンチヒッターで、初めて練習時間の大半を私の好き勝手に仕切らせていただきました。

初心者メンバーが3人も仲間入りして、入会5年以上のベテランに、ここ1、2年程の中堅どころ、そして今回の新人さんと構成員の技術格差も目立つようになってきた感じがします。でも、そんなことに関係なく私がこの日準備したプログラムは、ごくごく当たり前の基本的なスキルでした。

それに対して新人さんは、悩みながらも納得してくれた様でしたが、ベテランメンバーから少々の不満的な意見も頂戴してしまいました。6(-_・;)

そのことに冷静に対処はしましたが、“新人が入ったからと易し過ぎる”と勘違いも甚だしい先輩格のメンバーの考え方に閉口させられました。

「私たちが上達しないのは指導方針に問題あり!」とでも言いたいのでしょうか?ハッキリ申し上げてそんな気持ちならいつまで経っても上達しないと思います。3●才になる私ですが、本気でぶつかって来るなら容赦はしません。ぬるま湯に浸かっている自分たちに気付かないのは残念です。

“井の中の蛙”とはよく言う言葉ですが、こちらが提供する情報を真剣に受け止めず、自ら情報収集することも中途半端な様で、それを今年一年託されたクラス担当の先輩に少なからず同情してしまいます。ヽ(´o`;)ノ

だからと言って、決して様々な考え方をするメンバーにいい加減には向き合うつもりは毛頭ありませんのでご安心を。私なりの太鼓観を機会があれば先輩の指導方針に関係なくどんどん発信して行こうと思っています。


 2004.5.25
 楽譜在りきの練習に一石を・・・
(平成16年5月25日)

太鼓を指導する側に立った時、明らかに子供たちと過ごす時間を楽しんでいる私です。子供たちに曲を覚えてもらう時は、そのほとんどが前に立ったクラス指導者や補助指導員の身振り手振りや口唱歌で伝えて行きます。

楽譜の知識というのは身に付けたに越したことはありませんが、なまじ読めるようになると今度は楽譜ばかりに捉われて、“忘れたら見ればいい”とか“見たら叩ける”とかに甘えちゃって、“太鼓を楽しむ”ことを見失わないかと心配です。その現象は大人クラスに現れてしまっています。

楽譜はあくまで手順を記載したものに過ぎず、手放せない間は楽しむ太鼓表現としては全然ダメだと思います。(当然、私自身にも言えること)

同じ曲を子供クラスと大人クラスで叩いた感想として、叩く側でも観る側でも「子供たちの方が上手い」と感じる大人メンバーが多いようです。

これは、余計なことをあれこれ考えてしまう大人よりは、単純に楽しさを感じている子供たちのピュアな気持ちの為せるところだと思います。

精神論を説いてもしょうがないのですが、人それぞれ今以上に何かに気付かないと伸び悩むでしょうね〜そのヒントを指導メンバーは示せるかも知れませんが、克服するのは各個人ですからもっと考えて欲しい部分です。

思うように上達しないのは指導者が悪い?それも全く無いとは言いませんが、その比重はごく僅かですよきっと。それよりも上手く行動していないだけじゃないかな〜敵は周りに居るのでは無く自分の中に必ず居ます。


 2004.5.26
 桶胴太鼓と戯れる
(平成16年5月26日)

先日の日曜日のこと。子供たちの基本練習の時間帯に、私は後ろの邪魔にならないスペースを見つけては尺8の英哲桶を身体の前に横たえ同じリズムを叩いていました。その中でまた些細な発見を独り楽しんでいました。

「ドンドコ」というリズムは、和太鼓の基本中の基本だと思います。その手順としては、「右右左」と打つように指示しています。これを当たり前と思うのかどうかですが、少なくとも私たちの団体の練習や曲の中でもそのポピュラーな手順が主流となっています。しかし、時々そうでない手順の子供に出会います。何も「ドンドコ」に限ったことでもありませんが。

その時私は「それは間違っている」とは決して言いません。「そういう手順もありやけど、この曲の中ではこういう叩き方をしよっか」と促すようにしているのです。特に和太鼓を叩くことにおいては、これが正解でそれは間違いということは、基本的には無いと私は考えているからです。

そんでもって、桶の左右均等打ち(正式にはどんな名称なのかな?)で遊ぶ私は、一見して当たり前と思えることを否定する天邪鬼(笑)ですから、「ドンドコ」を「右右左」とバタバタ繰り返すことに変化を付けたくてなって、「右左右、左右左」の手順としながら最後の「コ」の瞬間、打っていない方のバチを胸の前で太鼓と平行に構える一瞬の間を楽しんでいました。まるで何処かの伝統芸能にありそうな単純な動きですが。(*^-^*)

このように普段から太鼓と戯れることでインスピレーションも高まり、何か面白い曲や表現が具体的にイメージ出来そうな予感がして来るのです。


 2004.5.27
 上手い下手の問題ではないけれど
(平成16年5月27日)

各地で太鼓フェスティバル的な催しに声を掛けていただき出向く時、だいたいが特編クラスでの出演となります。時間が許す限り多少遠方でも熱心な親御さんは家族総出で観にいらっしゃいます。誠に嬉しいことです。

普段、自分達も2週間に一度は太鼓に触れているから意外と目は肥えていますし、時にはなかなか厳しい意見も頂戴する熱心なファンなのです。

これは私の考えですが、同じ太鼓打ちとして他の団体と比べられる機会があったとして、“特編クラスと他団体”という視点ではなく、“大人クラスと他団体”という視点でも批評することを是非お願いしたいのです。

自分達が表現出来ることと他団体の表現を比べると、微力な現状を嘆き学ぶことはたくさん見つかることでしょう。つまり、遣らなければいけないことや知らなければ恥ずかしい知識とか必ず見えてくると思うのです。

そういうことに気付きながら練習に向き合ったり、指導者の言葉を噛み締め理解しないと一向にレベルアップは望めないでしょう。残念ながらいつまでも独り立ちというか自分達の太鼓を演奏するには至らないのではと。

これまでの指導や様々な取り組みからも気付いてもらった様でしたが、本質的にはまだ気付いていないのか、解ったつもりでいるのだろうけども充分理解していないのか、最近の言動からも意識を向上させることの難しさを痛感しています。これは私達(特編)の力不足と言えるでしょうね〜。


 2004.5.28
 おのぼの系に学ぶことは多い
(平成16年5月28日)

先日あるテレビ番組の中で、和太鼓でシェイプアップ効果が期待出来るとして、短い時間でしたが太鼓の指導風景が紹介されていました。ほんの10分くらいのコーナーだったのですが、バチの持ち方から構え、腕の上げ下ろしや声の出し方など要領よく進めている様は大変勉強になりました。

なんと、
終始和やかな雰囲気の中で番組レギュラー陣に楽しそうに取り組ませ、あっという間に短い曲まで演奏させてしまったのです。

演奏された曲としては、ほのぼのとした少し土着性のある太鼓に思えましたが、叩くことの楽しさを伝えるには充分の内容でこれが原点なのかも。

私達の太鼓を外部の声を参考に自己評価すると、どうも“カッコイイ系”らしいのです。非常に感覚的で曖昧なジャンル分けですから話半分で。

極端なことを申せば、太鼓に関係なく演奏にはその人の生き様というか内から出てくるものが必ずあると思うのです。また、それを一心不乱に一生懸命に出せる打ち手の演奏に心打たれるのです。演奏する側の人間には、まさに太鼓の打面が己を映す鏡の様に思えてくる瞬間が多々あります。

楽譜をただ追い掛けている様な演奏の詰まらなさ。手順が合った間違ったにばかり捉われている演奏では、聞いていただいている方に何かを伝えられるとも思いませんし叩いている方もあまり楽しくないと思うのですが。

 2004.5.29
 自分との戦い?
(平成16年5月29日)

最近、ほとんど太鼓関係の映像や音源を聞かなくなってしまいました。今手持ちの中で満足のいくものが無くなってしまったのでしょうか・・・

恐らく、自分の中で何かが煮詰まって気持ちを閉ざしてしまった様です。

元々が自分達のものなら反省材料に使い、他のものならBGM程度にしか見聞きしていなかったのですが、人によってはプロの技術を盗む為であったり、リズムやフレーズを参考にする為であったりするそうですね。

私達が日頃練習する曲の中にも時折ソロフレーズを要求されることがありますが、身に付いた技術が少ないうちは背伸びしようにもそれ以上のものは出せません。ちょうど今は、これまでに無意識に蓄積されたものを元に自分の中から沸々と湧き出てくる何かを静かに待っているところです。

ソロ回しの時は、締め太鼓には締め太鼓の、組太鼓には組太鼓の、大太鼓には大太鼓の持ち味を発揮する表現があると思うのですが、明確に違いを表現できない自分に苛立ち当面は大太鼓から逃げない様に努めています。

そのひとつのパートでさえなかなか満足にはいかないものですが、ちょこちょこっと表現を変え模索しながらも大筋の流れは纏まりつつあります。

自分の中でこれほどまでに真剣に大太鼓ソロの責務を感じたのは始めての経験です。曲という大きな流れの中で、極端に周りを置いてきぼりにする独り善がりの表現ではいけないでしょうし、最低限要求される歯車の噛み合わせだけは上手く噛み合わせたいと思っていますからね〜ヽ(´o`;)ノ


 2004.5.30
 駅スパート
(平成16年5月30日)

29日はどうしても神戸に行かねばならなかった。しかし、同日愛知のとあるところで開催されている「芸能・芸術祭」にも足を運びたかった。

そちらのお目当てのユニットは、2ステージあったのでせめて1ステージを観た後で移動できないかと調べに調べ尽くしました。岐阜羽島から新神戸までの新幹線利用も検討しましたが、どう頑張ってみても最寄の駅から新幹線を利用できる駅までのアクセスと時間に余裕がありませんでした。

そんなわけで一方を諦め、当初の予定通り神戸は国際会館のこくさいホールで行われた「和太鼓松村組〜風大陸〜」を堪能して参りました。

このホールの音響の素晴らしさは昨年も経験済みで、何よりも神戸で聴く和太鼓松村組の演奏はまた一味違ったものがあると感じているからです。

ご覧になられた方々の感想をいたるところで目にしますが、あの人気は本物でしょうね。ただ少し苦言というか・・・ご婦人方のファン層も厚いからでしょうか、たまたま私の近くにいらっしゃった方で演奏が始まってもしゃべるのを全く止めないのにはガッカリさせられました。バンバン鳴り響く太鼓の音で始まる曲ばかりではありません。渡部さんの操る繊細な音色で始まる曲も多いのです。とうとう太鼓の音が鳴り出すまでしゃべり続けたそのご婦人のモラルの欠如というのは、甚だ信じがたい現実でした。

もっと私の前後とか隣りなら早急に対処しただろうに、もう少し一緒に来場した方とか直ぐ近くの方には是非注意してもらいたいところです。

かくして、良いことも悪いことも興奮した身体を生ビールを流し込むことで冷ましながら神戸を後にしました。予め調べてあった最終に乗り遅れないために三ノ宮駅まで猛ダッシュしていたことは誰も知らない・・・


 2004.5.31
 太鼓教室と太鼓団体の違い?
(平成16年5月31日)

ずいぶん悩まされている懸案事項で、自分でも見っとも無いと思いながらもこの場にも愚痴っぽい内容を書くことも少なくありません。m(_ _)m

いろんな方々と話す中でおぼろげながら明確になりつつあります。当然、それぞれの地域の環境などから一概に申すことではありませんけど・・・

都市部では、太鼓を楽しもうと思った時に「太鼓教室」というのを利用するのが一般的です。また、小さなサークルから大きな団体まで組織のメンバーとして携わる方法もところ変わらず全国的に広がっている通りです。

「太鼓団体」と平たく言っても状況は様々ですが、定期的に外部から講師を招くところもあるでしょうし、団体で育った上級者が若いメンバーを指導するところもあるでしょう。ちなみに、うちらは後者に当たりますね。

教室の生徒であるということは、常に受身の姿勢でカリキュラムに沿った指導を受講すると思われます。しかし、団体に所属するメンバーは団体が進む方向の立役者として積極的に参加できる資格があるのではないかな。

だからと言って全くの初心者に指導をしない訳ではなく、ある程度の打ち方であったり、基礎練習であったり、持ち曲であったりを何ヶ月かで一通りは教わるでしょう。ならば、後は一人一人の努力と自分達の気持ち次第で創意工夫を重ねるかどうかが今後の大きな鍵を握っていると思います。

それを自己診断でどの程度実践してるのかは解りませんが、上達しないのは指導メンバーの教え方や練習内容だと思っているとしたら勘違いもいいところです。「それは初心者向け」「それは難し過ぎる」と中級意識のメンバーが口にするのを聞く度に、何とも淋しい気持ちになります。

本人達は精一杯の自己主張でしょうが、全く道理に適っていません。その考えをまだ変えられず、本質をまだ伝えられない私も情けない限りです。




 Every Day 〜日々雑感〜
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